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新NISAで、全世界株式(オルカン)と米国株式(S&P500)を2本積み立てています。
分散のつもりで2本に分けていました。実際の保有額で計算したら、全体の8割以上が米国株でした。
しかも、毎月少しずつ上がっています。
先に結論
2026年10月時点の取得額で計算すると、こうなります。
米国 81.3%
そして毎月の積立は、米国比率が85.3%です。今の保有比率より高いので、このまま続けると米国の割合は上がっていきます。
2本に分けても、米国比率は下がりません。
なぜ2本にしたのか
商品を選ぶ基準は2つでした。1本で分散が効くことと、信託報酬が低いこと。
その直前、1月に個別株1銘柄へ全財産の8割を入れて失敗しています。「分散」という言葉に強く反応していました。
そのうえで2本にしたのは、世界経済の中心はアメリカだと考えていて、その比率を上げたかったからです。
方向は自分で決めていました。ただ、どれくらい上がっているかは計算していませんでした。
オルカンの米国比率は、交付目論見書で確認できます
オルカンは世界中の株式に投資する商品ですが、中身は均等ではありません。世界の株式市場に占める米国の割合が大きいので、構成の多くが米国株になります。
この比率は、交付目論見書で確認できます。
1. 証券会社の商品ページを開く
2. 「交付目論見書」のPDFを開く
3. 「対象インデックスの国・地域別構成比率」を見る
私が確認した数字はこちらです。
アメリカ 63.2%
(MSCI Inc. のデータを基に作成、2026年3月末現在)
ここで2つ注意があります。
ひとつは、これが対象インデックスの構成比であって、ファンドそのものの組入比率ではないことです。インデックスに連動する商品なので近い数字になりますが、厳密には別のものです。
もうひとつは基準日です。2026年3月末現在の数字なので、この記事を書いている10月から見ると7ヶ月前になります。最新の構成比は、運用会社の月次レポートで確認できます。
実際に計算してみました
以前は「約6割」として概算で計算していて、79%としていました。今回あらためて交付目論見書で63.2%と確認したので、計算し直しています。
取得額ベースで計算します。評価額ではなく取得額を使うのは、値動きの影響を除いて「自分がいくら入れたか」で見るためです。
S&P500 270,000円 → 全額が米国
オルカン 280,000円 × 63.2% = 176,960円
───────────────────────────
米国合計 446,960円 / 550,000円 = 81.3%
8割を超えていました。
5対5で分けたつもりで、実態は8対2です。
気づいたのは、比率が上がり続けることでした
計算してもうひとつ分かったことがあります。
毎月の積立の中身を見てみます。
積立 50,000円
S&P500 30,000円 → 全額が米国
オルカン 20,000円 × 63.2% = 12,640円
────────────────────
米国 42,640円 / 50,000円 = 85.3%
今の保有比率は81.3%ですが、毎月85.3%の比率で買い足しています。
高い方の比率で足し続けているので、全体の米国比率は85.3%に向かって上がっていきます。
9月時点では80.9%、10月時点で81.3%でした。1ヶ月で0.4ポイント動いています。
何もしなくても比率が変わる、というのは計算するまで知りませんでした。
自分の比率を計算する手順
3つだけです。
① それぞれの取得額を出す
証券会社の保有商品画面に出ています。評価額ではなく取得額を使います。
② オルカンの米国比率を調べる
交付目論見書の「対象インデックスの国・地域別構成比率」です。基準日も一緒にメモします。
③ かけて足す
米国の額 = S&P500の取得額 +(オルカンの取得額 × 米国比率)
米国比率 = 米国の額 ÷ 全体の取得額
NASDAQやFANG+を持っている場合も、それぞれ米国の割合をかけて足すだけです。
比率は固定ではありません
オルカンの米国比率は、世界の株式市場の構成が変われば変わります。
アメリカ以外の市場が大きくなれば下がりますし、その逆もあります。目論見書の数字は基準日時点のものなので、来年には違う数字になっているはずです。
なので私の81.3%も、今日時点の数字です。
これが正解かどうかは分かりません
米国が8割というのが適切なのか、過剰なのかは私には判断できません。オルカン1本で十分という考え方もありますし、その方がシンプルです。
今のところ比率は変えないつもりでいます。ただし今度は、知ったうえでそうしています。
1月に個別株を買ったとき、私はなぜその銘柄なのかを説明できませんでした。今は「なぜこの2本なのか」「今どういう比率なのか」を数字で答えられます。
変えるかどうかは、そのあとの話です。
まとめ
オルカンとS&P500を両方積み立てると、米国比率は下がりません。私の場合は81.3%でした。
毎月の積立の米国比率が85.3%で、今の保有比率より高いので、このまま続けると比率は上がっていきます。
計算に必要なのは、取得額と、交付目論見書に載っている国・地域別構成比だけです。定期的に計算し直す必要がある、というのも今回分かったことでした。
積立の設定と運用の記録はこちらに書いています。
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免責
本記事は私個人の記録および一般的な情報の整理であり、特定の銘柄や金融商品を推奨するものではありません。投資には元本割れを含むリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いします。記載の数字は2026年10月時点のものです。
※ファンドの国・地域別構成比は変動します。本記事の比率は交付目論見書に記載の対象インデックス構成比(2026年3月末現在)に基づくもので、ファンドの実際の組入比率とは異なります。最新の情報は運用会社の交付目論見書および月次レポートでご確認ください。
※投資信託は元本保証ではなく、価格変動等により損失が生じる可能性があります。手数料・リスクの詳細は、各金融機関の交付目論見書等をご確認ください。
